朝吹真理子+町田康「“わけのわからない”を読む」

第144回芥川龍之介賞を「きことわ」で受賞した朝吹真理子さんと、朝吹さんが高校生のころから「愛読している」という作家のひとり町田康さんとの対談「“わけのわからない”を読む」をウェブ公開しています。
PDFをダウンロード(PDF)

from editor

対談は、朝吹さんも参加する読書会「シミローグ」のイベントに先駆けて行われたもの。イベントでは、ホスト・ゲストに課題図書を選んでもらい、お客さんといっしょに語り合いました。朝吹さんは町田さんの小説にも共通する“わけのわからなさ”をもつという説話集「宇治拾遺物語」から9篇を、町田さんは湿った不条理が魅力の安部公房「無関係な死」「なわ」を選書。この対談では、ふたりが課題図書をどう読んだか、それぞれの魅力を語ってもらいました。