渡邉大輔氏登壇イベントのお知らせ

wasebun on webで「イメージの進行形」を連載中の渡邉大輔さんが司会として参加するイベントが今月行われます。第21回映画祭TAMA CINEMA FORUM(会期2011.11.19-11.27)の11月23日の上映会後のトークセッションです。

「嘘の向こうの美ちなる方へ」として行われるトークのパネラーは、『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』の入江悠監督、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』の瀬田なつき監督、『すべては「裸になる」から始まって』の森下くるみ氏という、豪華なメンツ! 必見です!!
トークの前には、『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』、『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』を上映するそうです。


詳細は下記の通りです。
■第21回映画祭TAMA CINEMA FORUM 嘘の向こうの美ちなる方へ


■日時 11月23日(水・祝)
15:15−17:05 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
17:15−18:44 劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ
18:50−19:30 トーク ゲスト:入江悠監督、森下くるみ氏、瀬田なつき監督、渡邉大輔氏


■会場 ベルブホール(〒206-0025 多摩市永山1−5 多摩市立永山公民館)
小田急多摩線/京王相模原線永山駅より徒歩2分。ベルブ永山5階


■予約受付中 詳しくは、TAMA CINEMA FORUM公式サイトhttp://www.tamaeiga.org/2011/program20.html


■上映作品:
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
2010年/2010「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」製作委員会製作/角川映画配給/1時間50分 監督=瀬田なつき 原作=入間人間 撮影=月永雄太 音楽=木下美紗都 主題歌=柴咲コウ 出演=大政絢染谷将太田畑智子鈴木京香
▼ストーリー
僕・みーくん(染谷)の幼なじみ、まーちゃん(大政)。とっても可愛いけど、乱暴でワガママで、壊れた女の子。僕はキミを守る。だって、世界で一番キミを××してるから……。嘘だけど。
僕とまーちゃんは、10年前の誘拐監禁事件の被害者同士。不穏な連続殺人事件が起きている街で僕らは再会し、一緒に暮らすことにした。そんなとき、精神科医の先生に聞いた。殺人事件を捜査する刑事が、僕らを容疑者扱いしてるらしい……。


劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ
2011年/2011「劇場版 神聖かまってちゃん」製作委員会製作/SPOTTED PRODUCTIONS配給/1時間29分 監督・脚本・編集=入江悠 撮影=三村和弘 音楽=池永正二 出演=二階堂ふみ森下くるみ劔樹人神聖かまってちゃん(の子、mono、ちばぎん、みさこ)
▼ストーリー
神聖かまってちゃんの大規模なライブまであと一週間。プロ棋士を目指す女子高生(二階堂)、ショーパブで働くシングルマザー(森下)、神聖かまってちゃんのマネージャー(劔)。別々の場所で様々な悩みを抱える彼らのくすぶった心に神聖かまってちゃんの歌が着火し、それぞれの運命が走り出す。


■出演:
入江 悠 監督 Irie Yu
1979年生まれ。映画監督。『SRサイタマノラッパー』で第50回日本映画監督協会新人賞、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリなど。ほかの代表作に『SRサイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』、『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』など。シリーズ最終章となる最新作『SRサイタマノラッパー3 ロードサイドの逃亡者』は来春公開予定。


森下 くるみ 氏 Morisita Kurumi
1979年生まれ、秋田県出身。現在の活動は、短編小説、映画の脚本、月刊雑誌や携帯配信用のコラムなど、執筆業が中心。著書に「すべては「裸になる」から始まって」(講談社文庫・映画化が決定、来春公開)、「らふ」(青志社)、短編収録作として「七つの濡れた囁き」 (新潮文庫)、「華恋絵巻」(宝島社文庫)がある。12年冬に、講談社文庫から短篇集が出版される予定。


瀬田 なつき 監督 Seta Natsuki
1979年生まれ、大阪府出身。東京芸術大学大学院映像研究科映画専攻修了。主な監督作に『彼方からの手紙』(2008年)、『あとのまつり』(09年)などがある。11年1月にメジャー映画長編作品『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』、10月に『5windows』(出演:中村ゆりか染谷将太斉藤洋一郎、長尾寧音)が上映された。


渡邉 大輔 氏 Watanabe Daisuke
1982年生まれ。映画史研究者・批評家。現在、日本大学藝術学部非常勤講師。「群像」「ユリイカ」などに寄稿。共著に「日本映画史叢書15 日本映画の誕生」(森話社、近刊)「ゼロ年代+の映画」(河出書房新社)「本格ミステリ08」(講談社)「floating view――郊外からうまれるアート」(トポフィル)などがある。早稲田文学ウェブサイトで「イメージの進行形――映像環境はどこに向かうか」を連載中。


渡邉大輔さんのブログもぜひご覧ください!
http://d.hatena.ne.jp/daisukewatanabe1982/20111108/1320705092


連載「イメージの進行形」次回は、12月中に公開予定です。ご期待ください!